ブルーベリーの種類や生産地を教えます

日本では、ブルーベリーは主にジャムやソースなどの加工品でみかけることのほうが多いです。というのも、フレッシュブルーベリーは鮮度が落ちやすく、なかなか店頭に並ぶことがないからなのですが、外国人向けのスーパーマーケットに行くと、美味しそうなフレッシュブルーベリーが売られています。

 

生のブルーベリーを見て気づくのは、その大きさや色合いがさまざまなことです。ブルーベリーはもともと自然に生えていた「野生種」と呼ばれるものと、商業用に栽培しやすくした「栽培種」の2種類にわけられています。野生種とは「ローブッシュブルーベリー」で、アメリカやカナダの北のほうで自生しています。ヨーロッパの野生種には「ビルベリー」があり、厳密にはローブッシュブルーベリーの一種とされています。

 

やはり自生しているのは北部の寒冷地で、非常に色が濃く、健康成分として注目されている色素であるアントシアニンがたくさん含まれているのが特徴。現地では時期になると自生しているローブッシュブルーベリーをつんでそのまま食べたりもするようですが、加工されて流通することがほとんどです。

 

このローブッシュを品種改良したのが栽培種です。そのおかげで、生で食べても甘みが強くて美味しい品種がつくられたり、寒い地域でしか栽培できなかったブルーベリーが、日本でいえば北海道から九州まで、栽培できるようになったりしています。

 

栽培種の「ハイブッシュブルーベリー」は寒い地域の栽培に適している、生食用で大粒な品種です。パトリオットやスパルタン、ウェイマウスといった種類があり、日本では北海道から関東までのエリアででみられます。対して「ラビットアイブルーベリー」は、温暖な地域でよく育つのが特徴です。逆に寒い地域ではダメージを受けてしまうので、自分で栽培するときには注意が必要です。

 

ラビットアイが栽培できるのはみかんが栽培できる地域、というのが目安になります。ラビットアイの果実は野生種よりは大きく、ハイブッシュよりは小さめで、名前の通り、収穫前になるとウサギの目のように赤く変化します。ラビットアイには、ティフブルーブルージェムといった種類があります。


  • 大正ブルーベリー